世界三大料理のひとつ、トルコ料理の楽しみ方と、水・お酒・衛生面の注意点をご紹介。
「トルコ料理って日本人の口に合うの?」——世界三大料理に数えられるだけあって、極端に辛い料理は少なく、焼いた肉・パン・ヨーグルト・トマトなど馴染みやすい素材が中心です。心配なのはむしろ水と衛生面。何を食べるべきかと、お腹を壊さないための注意点をあわせてご案内します。
トルコ料理は世界三大料理に数えられ、日本人の口にも合いやすいと評判です。極端に辛い料理は少なく、焼いた肉、パン、ヨーグルト、トマト、豆、米(ピラフ)など馴染みやすい素材が中心です。レンズ豆のスープやサバサンドなど、日本人の味覚にすっと入る料理も多くあります。チーズ、オリーブ、蜂蜜、焼きたてパンが並ぶ豪華なトルコ式朝食「カフヴァルトゥ」もぜひ体験してください。味付けが濃いと感じたら、付け合わせのレモンやヨーグルトで調整するのがトルコ流です。
トルコの水道水は飲用には適していません。歯磨きやシャワーには問題ありませんが、飲み水は必ずミネラルウォーターを購入してください。500mlのペットボトルはスーパーやキオスクで安く買えます。レストランでも水は有料で注文するのが一般的です。氷入りの飲み物は都市部のきちんとしたレストランであればほぼ問題ありません。
肉料理では、ドネルケバブ、串焼きのシシケバブ、ヨーグルトとトマトバターをかけたイスケンデルケバブ、トルコ風ハンバーグの「キョフテ」が定番です。トルコ風水餃子の「マントゥ」(小さな餃子にヨーグルトソースをかけた料理)は日本人に特に人気があります。軽食なら、サバサンド、薄焼きピザのピデやラフマージュン、チーズ入り薄焼きパンのギョズレメ、大きなベイクドポテトの「クンピル」。前菜の盛り合わせ「メゼ」やレンズ豆のスープも外せません。カッパドキアでは壺焼き肉の「テスティケバブ」が名物です。デザートはバクラヴァ、伸びるアイスのドンドゥルマ、チーズ入り温菓子の「キュネフェ」、飲み物はチャイとトルココーヒーをぜひお試しください。
トルコ料理は比較的日本人の口に合い、観光地の衛生水準も良好ですが、慣れない油や香辛料、生水には注意が必要です。飲み水は必ずミネラルウォーターを選び、屋台の生ものや、夏場の屋台のムール貝の詰め物(ミディエドルマ)は体調と相談して判断しましょう。整腸剤や胃腸薬を日本から持参しておくと安心です。レストラン選びは、地元客で賑わっている店を選ぶのが鉄則です。
飲めます。レストランやバーではビール(エフェス)、トルコワイン、アニス風味の蒸留酒「ラク」などを普通に楽しめます。スーパーや酒屋でも購入できますが、酒類には高い税金がかかっており、価格は日本より高めです。小売店での酒類販売は22時以降禁止されているため、ホテルの部屋で飲む分はお早めに。なお、一部のローカル食堂や保守的な地域ではお酒を置いていない店もあるので、お酒と一緒に食事をしたい場合はメニューを確認してから入店すると確実です。
トルコはイスラム教徒が多数派のため、一般のレストランやスーパーで豚肉を見かけることはほとんどありません。ソーセージやベーコンも牛肉・鶏肉ベースが主流です。逆に言えば、トルコの肉料理はほぼすべてハラル対応と考えてよく、ムスリムの方も安心して食事ができます。数日〜数週間の旅行であれば、ラム・ビーフ・チキンの豊富なバリエーションで十分満足できるはずです。